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中村惠子(札幌市立大学)
日本救急看護学会が一般社団法人として活動(2009年11月)をし、約1年半になります。
日本救急看護学会は、3.11の未曾有の災害により被災を受けられた方々にお見舞い申し上げますとともに、ご逝去されました方々のご冥福をお祈り申し上げます。
この度の災害は地震・津波・原子力発電所の事故、そしてその後の風評被害と4重の被災を負っておられる方々もおられ、ほんとうに胸が締め付けられる思いです。この災害は東日本一帯の生活を大きく変えてしまっています。被災地の皆様に会員と共に紙面を借りてお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興へ向けて叡智とエネルギーを結集しておられることをご支援申し上げます。日本救急看護学会は災害当初から、どのような活動や支援ができるか思案してまいりました。残念ながら学会として組織し現地へ向かうことはできませんでしたが、会員の皆様は自施設の支援部隊などに加わり、日常の救急看護実践経験知を駆使しながら被災地支援活動にご尽力されたのではないかと推察しております。日本救急看護学会では、他の学会(日本臨床救急医学会等)と協力した活動を推進してまいりました。評議員などの施設へは要望などお伺いしたケースもありますが、まだ、会員お一人おひとりの現況やニーズを把握し、それに応えることはできていないと判断しております。
今後は学会ホームページを活用した会員のニーズ収集ができるようにしてまいりたいと考えております。どうぞご意見を寄せてくださいますようお願いいたします。また、10 月の学術集会でお目にかかることができれば、当時の様子(被災された方々、支援された方々)を語っていただきたいと思っています。学術集会長に会場などをお願いしているところです。
今年度は法人化後初めての評議員選挙がありました。ご協力ありがとうございました。現在は新評議員(法人の社員になります)による理事選挙が進んでいるところでございます。候補者が決定しましたら次回の評議員会にてご承認いただき、活動に入ります。次期の理事数が増え、現在までに構築してきました委員会活動やセミナーなども充実していく予定です。トリアージナースの教育研修も本格的に実施できるかと思っています。学会誌もさらに充実させていきたいと思っていますので、積極的に投稿してください。論文投稿者への査読はどの学会誌も同様ですが、皆様の投稿論文をよりよいものにするための支援活動(査読者は皆様の黒子のように、支えることを念頭に査読しています)ですから、嫌がらずにチャレンジしてください。
日本救急看護学会は定款に記してありますように、救急看護の進歩、発展、普及を図るため、他の看護系学会協議会などとも協力しながら活動し、会員の皆様と共に社会へ貢献するものです。評議員の皆様を含め、広く会員の皆様からのご意見を事務所へお寄せくださいますようお願いいたします。
(2011年7月記)

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